阿蘇中央病院は、旧黒川村で昭和25年に開院し、建設後60余年が経過、施設の老朽化とともに、新たな医療需要に対応できなくなったことや、地域医療機関などとの連携、救急医療体制の強化の必要性などから、平成18年に阿蘇郡市医師会や関係機関の有識者でつくる「阿蘇中央病院経営改革委員会」を発足させ、病院の方向性などについて協議が始まりました。
平成22年には、熊本県が策定する「地域医療再生計画(阿蘇編)」の基金を財源の一部に充て、新病院建設の計画が具体的に進み、平成25年1月には工事に着手。平成26年6月に本館が完成し、移転作業などを経て8月に開院となりました。
病院施設の概要
所在地 | 熊本県阿蘇市黒川1266番地 |
構造 | 鉄筋コンクリート造(一部4階建) |
病棟 | ・外来棟(耐震構造)・中央診療棟、病棟(免震構造) |
面積 | 建築面積:約6,064平方メートル 延床面積:約11,230平方メートル 敷地面積:約26,335平方メートル |
病床数 | 124床(一般:120床(うち開放型病床5床)、感染症4床) |
診療科 | 内科、循環器内科、脳神経内科、 消化器外科、脳神経外科、小児科、整形外科、リウマチ膠原病内科、乳腺・内分泌外科、糖尿病・代謝・内分泌内科 |
高度医療施設 | MRI装置、CT装置、血管撮影装置など |
緊急対応設備 | 救急ヘリ離発着場 |
総事業費 | 約49億円 |
お問い合わせ | 阿蘇医療センター Tel: 0967-34-0311 |