食事が食べられない時の対応について
当院では、患者さんの食事について嗜好対応の他、治療による様々な副作用に対してもご本人の意向を確認しながら対応しています。食事の量を摂取可能な量に調整し、下記のような栄養補助食品を利用しています。退院後も利用を希望される場合は購入のご案内も行っています。
栄養の強化(栄養補助食品の利用)
「食事の量が減っている」「食べられない」時には摂取する栄養量が少なくなるため、体力や免疫力が低下してしまいます。少ない量で多くの栄養を補給できる栄養補助食品を食事や間食に利用することで、栄養量の減少を防ぎ栄養を強化することができます。
<当院で使用している栄養補助食品>
- ゼリータイプ
(甘い物を好む方や嚥下障害のある方におすすめです) - ドリンクタイプ
(ミルクベースのものや、すっきりとしたコーヒー味、塩味のあるスープ味などがあります)
※他にも様々なタイプの栄養補助食品があるので、自分に合ったものを選ぶことができます。
また、入院中の患者さんにおいて、通常の食事が摂れない場合に、好みのものを食べていただけるよう患者さん自身にお選びいただく“セレクトメニュー”をご用意しています。
<メニュー例>
- セットメニュー
おにぎりセット(おにぎり、梅干し、みそ汁)
お粥セット(全粥、梅干し、みそ汁)
パンセット(パン、ジャム、スープ) - 単品メニュー
牛乳、リンゴジュース、豆乳などのドリンク類
プリン、果物盛り合わせ、おはぎなどの甘未類
肉まん、卵豆腐、サラダ、納豆などのおかず類
上記のメニューを自由に組み合わせることができます。