診療科・部門案内
看護部

人工透析室の紹介

透析療法には、血液透析(HD)・腹膜透析(PD)・血液濾過透析(HDF)・限界濾過(ECUM)があります。当院では、主に慢性腎不全の患者様に対する血液透析(HD)を行っていますが、持続緩徐式血液濾過透析(CHDF)や腹水濾過濃縮再静注法(CRAT)などの特殊血液浄化療法にも対応しております。

透析時間

月曜日、水曜日、金曜日(1クール): 7:30~

透析機器・設備

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透析患者様専用出入り口

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多人数用透析装置13台

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個人用透析装置1台 (個室)

 

 

 

 

 

透析室の取り組み

1. フットケア

foot-care糖尿病など足病変ハイリスクの患者様に対して、白癬、たこ、陥入爪、皮膚潰瘍等の確認し、足の清潔・爪切り等のセルフケア指導を月に1回行っています。

 

 

 

2. シャント血管トラブル

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シャント血管の状態を評価し、異常の早期発見・早期治療をコンセプトに専門医療機関との連携強化を図っています。

 

 

① 聴診器で聴診します。
② シャントの手術の傷跡のあたりに吻合部があります。
③ ここに聴診器を当てると、ザーザーという音が聞こえます。
④ 血管に沿って3~4か所で確認をします。

3. トータルサポート

透析中の看護だけでなく患者様やご家族の生活支援・生活の質の向上を目指して取り組んでいます。

透析室の災害対策について
熊本地震においても阿蘇郡市の各病院・診療所および避難所と連携を図りながら、阿蘇郡市在住の透析患者様20数名の緊急透析に対応し、災害地区拠点病院としての役割を果たすことができました。今後もあらゆる自然災害に対応すべく設備・メディカルスタッフの体制強化に努めてまいります。