当院の救急外来では、救急患者様の受け入れを24時間体制で行っています。
来院された患者様に対して看護師が症状を伺い、トリアージ(特定の基準に従い優先順位を決める事)を行って、重症度・緊急度の高い患者様を優先的に案内出来るよう取り組んでいます。トリアージの判断がより的確なものとなるよう、院外研修への参加や院内ではスタッフ間で症例の振り返りを行っています。患者様が安心して医療が受けられるよう、日々研鑽・努力し、対応力向上を目指しています。
また、救急外来では一期一会の場合も多く、普段内服している薬の情報からも状態を観察・把握しています。処方をする際も薬の飲み合わせや重複がないよう、お薬手帳の情報が重要となりますので、お薬手帳を持参するようお願いしています。
過去3年間は新型コロナウイルス感染症の脅威に立ち向かいながら、病院の入り口として感染対策に邁進して参りました。5類に移行後も変わらず感染対策を講じながら、一人でも多くの患者様を受け入れていきたいと思います。
救急外来では「患者様の気持ちを察する力と共感できる思いやりの心で接することができる」ということを目標として掲げています。救急外来での短い受診時間の中でも患者様に寄り添い、質の高い看護の提供、安全管理の徹底が出来るよう今後も努めて参ります。